WOWPASSの使い方|カード購入・チャージ・払い戻しまで

韓国旅行の支払い、WOWPASSがあると本当にラクです
韓国旅行の準備をしていると、「現金はどれくらい持っていく?」「両替はどこでする?」「交通カードも別に買うの?」と、お金まわりの疑問がどんどん出てきますよね。
WOWPASS(ワオパス)は、そうした支払い・両替・交通ICの3つをまとめて1枚でカバーできるプリペイドカードです。韓国旅行のリピーターにも初めての方にも、現地での支払いストレスがぐっと減るアイテムとして定着しています。
この記事では、以下の3つを整理しています。
- WOWPASSの機能と、できること・できないこと
- カードの買い方からチャージ、払い戻しまでの具体的な手順
- 現地で「知らなかった…」となりやすい注意点と対策
まず押さえたい結論:WOWPASSは便利だけど「万能」ではない
WOWPASSはVISA・Mastercard加盟店で使えるので、コンビニ、カフェ、チェーン飲食店、ドラッグストア、百貨店といった主要な場所ではほぼ問題なく使えます。
ただし、市場の露店や個人経営の小さな食堂など、現金しか受け付けない場面もあります。WOWPASSを軸にしつつ、少額のウォン現金も手元に持っておくのがおすすめです。
WOWPASSでできる3つのこと
プリペイド決済
韓国ウォンをチャージしておくと、VISA・Mastercard対応のお店でそのまま支払いができます。クレジットカードを持っていない方や、海外でカード情報を使うのが不安な方にも向いています。
外貨両替
WOWPASS専用の無人両替機に日本円の紙幣を入れると、韓国ウォンに替えてカードにチャージされます。両替手数料は無料で、空港の銀行窓口よりレートが良い傾向があります。対応通貨は日本円のほか米ドル・ユーロなど計16種類です。
T-money(交通系IC)機能
ソウルの地下鉄・バス・タクシーで使える交通ICカード「T-money」の機能もカードに入っています。ただし、ここが少しわかりにくいポイントで、T-money残高とプリペイド残高は別枠で管理されています。それぞれ個別にチャージが必要なので、「チャージしたのに改札で残高不足」とならないよう注意してください。
カードの購入方法は2つ
韓国現地のWOWPASS機で発行する
韓国国内に240台以上設置されている無人発行機(WOWPASS機)で、その場でカードを作れます。画面は日本語にも対応しているので、操作に迷うことは少ないです。
- 設置場所:仁川空港・金浦空港・済州空港、主要地下鉄駅、ショッピングモールなど
- 発行手数料:5,000ウォン(約550円)
- 所要時間:3〜5分ほど
- 必要なもの:パスポート、チャージ用の外貨紙幣(またはクレジットカード)
仁川空港の到着ロビー階にWOWPASS機があるので、入国してすぐ発行する方が多いです。ただし到着便が重なる時間帯は混み合うこともあるので、急ぎでなければ市内の駅で発行するのも手ですよ。
日本で事前に購入する
AmazonやQoo10のWOWPASS公式ストアで、カード本体を日本にいるうちに購入できます。
- 価格:約800円前後(2025年時点)
- 届いたカードをWOWPASSアプリに登録しておく
- 韓国到着後、WOWPASS機でチャージすればすぐに使える
現地で発行の列に並ばなくて済むので、到着後の時間を有効に使いたい方にはこちらが向いています。
チャージの方法を整理します
無人両替機に現金を入れるのが基本
もっとも一般的なのは、WOWPASS機に日本円の紙幣を入れてチャージする方法です。
- 両替手数料:無料
- チャージ上限:1日最大200万ウォン(約22万円)
- 硬貨は使えません。紙幣のみ対応です
日本円の小銭が余っていても機械には入らないので、紙幣だけ用意しておくとスムーズです。
アプリからクレジットカードでチャージ
WOWPASSアプリ経由で、海外発行のクレジットカードからもチャージできます。
- 1回あたり20万ウォン、1日最大100万ウォンまで
- カード会社側の海外利用手数料がかかる場合がある
現金の手持ちが減ってきたけど両替機まで行く時間がない、というときに便利です。
T-moneyへのチャージは別で行う
T-money残高は、コンビニ(CU、GS25、セブンイレブン)やWOWPASS機、地下鉄駅の交通カードチャージ機でチャージします。
- チャージ単位:1,000ウォン単位
- 韓国ウォンの現金でチャージするのが基本
コンビニでは「チャージヘジュセヨ(충전해주세요)」とカードを見せれば対応してもらえます。
帰国前に知っておきたい払い戻しのこと
プリペイド残高の引き出し
WOWPASS機でウォンの現金として引き出せます。
- 上限:1回あたり100,000ウォン(約11,000円)
- 手数料:1回あたり1,000ウォン(約110円)
- 日本円での払い戻しはできません。韓国ウォンでの出金のみです
- 払い戻しにはWOWPASSアプリが必要です
ここが落とし穴です。仁川空港内のWOWPASS機は両替専用で、払い戻し(出金)には対応していません(2025年時点)。「空港で返せばいいや」と思っていると、残高を引き出せないまま出国することになります。帰国日の前日までに、市内のWOWPASS機で払い戻しを済ませておくと安心です。
T-money残高の払い戻し
- 地下鉄駅の窓口や端末で手続きできます
- 全額払い戻しのみ(一部だけの払い戻しはできません)
- 手数料:500ウォン
- WOWPASSアプリからのT-money払い戻しはできません
残高の有効期限
最後にチャージまたは利用した日から6年間有効です。次の韓国旅行まで残高を残しておくこともできるので、無理にすべて使い切る必要はありません。
つまずきやすいポイントをまとめました
WOWPASSアプリは先に入れておく
残高確認・払い戻し・利用履歴の確認にアプリが必要です。現地で慌てないよう、出発前にインストールと初期設定を済ませておくのがおすすめです。
T-moneyとプリペイドは「別の財布」
1枚のカードに入っていますが、残高は完全に別管理です。「プリペイドにはお金があるのにバスに乗れない」という場面を避けるため、T-moneyにも忘れずチャージしてください。
硬貨はチャージに使えない
日本円の硬貨はWOWPASS機に対応していません。紙幣だけ準備しておけば大丈夫です。
カードを失くしたらアプリから停止できる
万が一紛失した場合は、WOWPASSアプリから利用停止ができます。再発行は5,000ウォンかかりますが、残高は保護されます。
使えない場所もある
南大門市場や広蔵市場の露店、個人経営の小さな食堂、古いカードリーダーの店舗、一部の自動販売機やコインランドリーでは使えないことがあります。
WOWPASSがあると、旅のテンポが変わります
両替所を探す時間、小銭を数える手間、交通カードを別に買う手間。WOWPASSはそうした「ちょっとした面倒」をまとめて減らしてくれるカードです。
完璧に現金なしで過ごせるわけではありませんが、支払いの大部分をこれ1枚でまかなえるだけで、旅の快適さはかなり変わります。出発前に準備しておいて損はないアイテムですよ。
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参考情報
- WOWPASS公式サイト(wowpass.io)
- WOWPASS公式note(日本語FAQ)
- Klook WOWPASSガイド
- 韓国観光公社(VisitKorea)
