韓国旅行のお金事情|両替・クレジットカード・WOWPASS比較
韓国旅行で「現金はいくら用意すればいい?」「WOWPASSって本当に便利なの?」と迷ったことはありませんか?韓国はキャッシュレス大国ですが、屋台や伝統市場ではまだ現金が必要な場面もあります。両替・クレジットカード・WOWPASSの3つをうまく使い分けることが、快適な韓国旅行の鍵になります。この記事では、お金の基礎知識から実践的な使い分け方まで解説します。
韓国の通貨(ウォン)の基礎知識
韓国の通貨は「ウォン(₩)」です。為替レートは日々変動しますが、1ウォンは約0.1円が目安で、「価格のゼロを1つ取って少し足す」と日本円に換算しやすいです。たとえば10,000ウォンは約1,100円前後、50,000ウォンは約5,500円前後なので、慣れてくると自然に計算できるようになりますよ。
紙幣は5万ウォン・1万ウォン・5千ウォン・千ウォンの4種類で、もっとも使用頻度が高いのは1万ウォン札と5万ウォン札です。硬貨は500ウォン・100ウォン・50ウォン・10ウォンの4種類がありますが、韓国はキャッシュレス決済の普及率が非常に高く、硬貨を使う場面はほとんどありません。お釣りで受け取った硬貨はコンビニでの少額決済で使い切るとよいでしょう。なお、5万ウォン札は小さな店でお釣りが出ないことがあるため、1万ウォン札を多めに用意しておくのがコツです。

両替方法の比較
日本の空港での両替は、レートが最も不利な方法です。街中の両替所と比較すると5〜10%ほど損をすることもありますが、日本語で安心して手続きできるメリットがあります。初めての韓国旅行の方は、1〜2万円分だけ日本で両替し、空港から市内への交通費と最初の食事代を確保しておくとスムーズです。
仁川空港の両替所は到着後すぐに利用でき、複数の両替所が並んでいるため比較も容易です。レートは街中の両替所と比べてやや劣りますが、空港からの交通費を確保するには十分です。深夜便で到着した場合も営業している両替所がありますので、事前に営業時間を確認しておくと良いでしょう。
明洞の両替所はソウル市内でもっともレートが良いことで知られています。大使館前両替所(営業9:00〜21:30)やMONEY PLANET(明洞駅5番出口から徒歩3分)が人気です。空港のレートと比較すると数%お得になることもあり、3万円以上を両替する場合は明洞まで足を運ぶ価値があります。
WOWPASSの両替機は、コンビニや地下鉄駅近くの無人機に日本円紙幣を投入するだけで自動両替される便利なサービスです。レートは街中の両替所と同等レベルで手数料なし、24時間いつでも利用できます。韓国全土に224か所以上設置されており、旅行中のどこでも手軽に両替できるのが最大のメリットです。

クレジットカードの使い勝手
韓国はキャッシュレス先進国として世界的に知られており、クレジットカードの普及率は約90%を超えています。ビザ(VISA)とマスターカード(Mastercard)はコンビニ・カフェ・飲食店・デパート・タクシー・地下鉄の券売機など、ほぼすべての場所で利用可能です。一方でJCBは韓国国内での加盟店が限られており、対応していない店舗が多いため、メインカードとしてはビザかマスターカードを持参することをおすすめします。アメックス(AMEX)も一部の高級ホテルやデパートでは使えますが、一般的な飲食店やコンビニでは対応していないことがほとんどです。海外でカードを利用する際は、カード会社所定の為替手数料(1.6〜2.2%程度)が加算される点にもご注意ください。

WOWPASS・クレカ・現金の使い分け
もっとも効率の良い使い分けは、WOWPASSをメインの決済手段として活用し、T-money機能で地下鉄やバスにもそのままタッチして乗車する方法です。WOWPASSは両替レートも良く、チャージ残高の管理もスマホアプリから簡単にできます。なお、カードの新規発行には5,000ウォンの手数料がかかります。詳しい使い方はWOWPASSの使い方ガイドをご参照ください。
クレジットカードは免税店やブランドショップでの高額決済や、WOWPASSの残高が足りない場合のバックアップとして持参しましょう。現金は屋台・伝統市場・小規模な個人店用に2〜3万ウォン(約2,200〜3,300円)程度をポケットに用意しておけば十分です。この3つの決済手段をバランスよく使い分けることで、為替手数料の無駄を最小限に抑えながら快適に韓国旅行を楽しめます。

チップ文化について
韓国にはチップの文化がありません。レストラン・タクシー・ホテル・美容院・マッサージ店など、どの場面でもチップを渡す必要はありませんので安心してください。高級レストランやホテルではサービス料が料金に含まれている場合がありますが、その旨はレシートや明細に記載されています。アメリカやヨーロッパとは異なり、チップを渡すとかえって困惑されることもありますので、そのまま代金のみをお支払いください。
注意点
- 屋台や伝統市場では現金のみの場合が多いため、事前にウォンを用意しておきましょう
- カジノ内ではウォンの現金をカジノチップに交換して遊びます。詳しくはカジノ両替・換金ガイドをご確認ください
- JCBやアメックスに対応していない店舗が多いため、ビザかマスターカードを必ず1枚は持参しましょう
- 5万ウォン札は小さな店ではお釣りが出ないことがあるため、1万ウォン札を多めに用意しましょう
- 帰国時にウォンが余った場合は仁川空港の両替所で日本円に再両替できますが、再両替時のレートは不利になるため余り過ぎに注意しましょう
韓国のキャッシュレス化はますます進んでおり、WOWPASSとクレジットカードがあれば現金への依存度をかなり下げることができます。現金は少量のバックアップとして持ちつつ、メインはWOWPASS+クレカで支払いをこなすのが快適な旅行スタイルです。

